| 不動産売却 高齢一人になったし売却する？ | 草津市・栗東市の一戸建て、マンション、土地、事業用・投資用不動産ならしげのぶ不動産へ

草津市・栗東市・湖南市・甲賀市で、毎月約100件不動産売却査定をする、しげのぶ不動産代表の伊藤です。 いつか不動産を売却するかも、今後売却予定がある方など、参考に読んで頂ければ嬉しいです。

今回は、高齢御夫婦のどちらかが先に旅立たれた後のお話です。

人によりタイミングは違うと思いますが、49日・1周忌・3周忌などが終わると、大きな家に一人で住んでもなんとなく落ち着かない、もうこの先の人生がそんな長くは無いだろうと、などの理由でご自宅を売却して気軽な賃貸に住みたいなーと検討される方からの御相談が多くあります。

弊社のお仕事的には、是非とも売却させて下さい！ と言うべきですが。私はその売却はほぼ止めて頂きます。

と言いますのも、高齢者の一人住まいに対して、賃貸の入居拒否の現実はあまりに厳しいものがあるからです。そう簡単に賃貸へ住めると思うと大間違いです。

賃貸オーナーは高齢者の孤独死により、自分の大切な資産が事故物件になるかもしれない方に優しくはありません。それもかなりです。

違うパターンとして、現在の住まいにそこそこ価値があり、売却して次も購入できる資金が見込める場合はお話を進めて頂いてもいいと思います。

又は、現住居を売却して老後の生活資金を作成し、安価な家が購入できる位の差額が生まれる場合。これはいいかと。但し、当然に車も無しで生活していける場所であることは必須ですが。

これもただただ売りたいので、今後どうするの？みたいな場所を進めて平気な奴も居るんですよねー

ほんま不動産屋てええ人少ないなーといつも思います。

それから、一人だし小さめのマンション購入を検討される方もおられると思いますが、毎月の管理費と修繕積立金を甘く見ないでくださいね。

これ位ならなんとか払えるが、結果は後々に真綿で締まってきます。修繕積立金は値上がりもしますので。

それに何より今の自宅なら古くても固定資産税以外に毎月の固定費がほぼ不要かと思います。これ大事ですよね。例え修繕が必要でも必要最低限に自分でコントロールできますから。

自分も将来どうなるかわかりませんが、よーく考えて頂きたいです。

今後も売主様のスムーズな売却に尽力させて頂きます。