不動産売却 認知症かも・・・
草津市・栗東市・湖南市・甲賀市で、毎月約100件不動産売却査定をする、しげのぶ不動産代表の伊藤です。 いつか不動産を売却するかも、今後売却予定がある方など、参考に読んで頂ければ嬉しいです。
今回は認知症がでてきたかもについて
不動産を売りたいと思っても、売主様に認知症が発症していたらそのままでは売れません。
売りたいときは、後見人制度や家族信託などの仕組みを利用する必要があります。
ドクターから告知された場合は確実に上記になります。
しかしスタート段階は微妙ですよね。
先日、少し物忘れが多いかもと言われ、司法書士と私で同行した案件があります。
ご家族からは少しときいていたので、司法書士も恐らく大丈夫だろうと思い訪問。
結果は完全にアウトでした。
具体的には、司法書士がご本人へ色々と質問をします
生年月日・干支・過去の住所・現住所・その家を購入した時期や動機などなど。
もちろん売却意志の確認も。
これを繰り返したりもします。
今回はなかなかお答え頂けませんでした。
司法書士も、これは無理ですねとのこと。
契約書まで持参していましたが、断念。
ご家族に今後の手続きについてご説明して終了。
このように売りたい時に売れるとは限らないということです。
色々な制度を使うには、時間と労力と費用が発生します。
まだまだいいよねーと思っていたら、後が大変になるかもです。
実は今回の方は、約1年半前に査定依頼を頂いていました。
当時私もお話させて頂いたので、あの時なら正直大丈夫だったと思います。
時期って大切です。
今後も売主様のスムーズな売却に尽力させて頂きます。
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